没落国家を生き抜く緑内障患者のマネーハック

住宅ローン組んだ年に視野欠損が発覚しました。

緑内障で視野欠損してるけど免許更新してきた。日曜午後(大雨)の府中試験場はガラ空き。優良講習で感動。

免許更新してきました。

 

日曜日に免許の更新するなら午後に行こう

平日に行けるわけもないので、日曜日にも手続き可能な府中試験場へ。日曜午前、特に朝一は激混みだという情報を得ていた情報強者の私は、午後の受付開始時刻が13時であったので、余裕を見て12時40分に到着。ここでなぜか、受付開始は13時だというのに、あれよあれよと各種窓口に誘導され、「13時開始の講習」を受けて、地下食堂の味噌ラーメンを食べて、14時過ぎには試験場をあとにしました。帰りがけに受付を覗いた際もガラガラであったので、大雨という影響は大きいかもしれませんが、日曜午後の免許更新はオススメです。

 

緑内障患者の免許更新

緑内障患者であり、左目は視野の1/3を欠損し、両眼で見ていても物が見えない箇所がある私ですが、免許は更新してきました。受付時に記入する申請用紙の裏面アンケートには、「最近、気を失ったことがあるか」等の確認はありましたが、改めて視野欠損マンとして免許を更新してみると、視野欠損に対する免許更新のストッパーって全然ないのですね。前述のアンケートには「医師に、免許を更新しないよう忠告されているか」みたいな確認はありましたけど、医師とそういう話になったこともない。自分から医師に聞いておくべきだったのか。視力検査もありますが、末期でもない限り、つまり中心視野さえ残っていれば、緑内障であろうがパスできる。緑内障患者の手記で、もう末期近いけど普通に運転はしているという話があったり、確かにてんかん患者による交通事故が話題にあがることはあっても、あまり眼病患者による交通事故は目にしません。

いずれにしろ私としては、車は持っておらず、もっぱら本人確認資料としての役割と、数年ごとの自分のタイムラプス顔写真を眺めることを目的に免許を更新しているのですが。

 

優良講習ってすごいね

車をもっていないので、当然のごとく「優良」ドライバーでありまして、「優良」ドライバー向けの講習(30分)を受けたのですが、ここで「優良」ならではなのではないか、という印象的な出来事が2つありました。

まず、講習を受けるにあたっての、受講者の座席の取り方。私の通っていた五流私大などでは、「教室の座席」といえば中盤より後ろぐらいから埋まっていくのが常であり、最前列に座った人間に向けられる目は、「ププッ真面目君だネッ」という色を帯びており、それが平均的日本人の習性だと理解していたのですが、「優良」講習では、最前列や前から2列目があっという間に埋まり、当然ながら、そこになんのためらいもない。私は感動を覚えました。

さらに、最前列の端に座っていた一人の男性が、持っていた傘を前方向に倒してしまった際、男性は、「あ、すみません」と言ったのです。最前列に座っているのはその男性であり、傘が倒れたことで誰にも迷惑はかかっていない。それでもその男性からは、「優良」であるが故、「あ、すみません」の言葉が口をついたのです。これが私の卒業した五流私大であれば、傘を倒した男性が微動だにすることはなく、周りからは「チッ」という舌打ちが聞こえ・・・それ以上考えたくもありません。

真の「優良」ドライバーであれば、ここにあげた2つの光景は至極当たり前の光景であり、感動することもないのだと思います。5年後の免許更新時、私がどこまで真の「優良」ドライバーに近づいているのか、そして、5年後の私の視野は、今日のようにためらわずに免許更新ができるほどのものなのか・・・。